魂 込めて

どうもこんにちは。曇りの予報でも雨が降ったりしてきた関東も本日は落ち着いています。
しかし九州の方では避難をしなければならない地域もあり、
すでに被害にあわれてしまった方もいらっしゃいます。心よりお見舞い申し上げます。
関東も含め今夜は大雨の可能性もあるので、皆さまどうかお気を付けください。

大阪は高槻より新作のフォノイコライザーを聴かせていただきました。
内部で12AX7という真空管を使っているフォノです。
ATE-3011_a
Air Tight『ATE-3011』10月頃発売予定
MM入力3系統のフォノイコライザーです。
6Fは主にMCカートリッジを使用しているので、
同社の昇圧トランス『ATH-3』を通して聴きました。

先に書いたようにRCA入力3つを1番左のノブで切り替えます。
その隣がターンオーバーの切り替え、窓が2つあってロールオフの切り替え
そして電源スイッチと並んでいます。

ターンオーバーとロールオフにはそれぞれ
RIAA、FFRR、AES、NAB、FLATとあり組み合わせによって
他のカーブにも対応する仕組みになっています。

ate-3011R
ブレブレで申し訳ないですが、出力端子部分です。
1番上のケーブルが差さっているのがOUT1、RCA出力です。
その下に3つRCA端子の空きがありますが、この3つがOUT2です。

なぜ3つあるかというと、モノラルLPをかける時にカートリッジも
MONOを付けたとしてリード線のLRをつなぐとハムが出てしまう場合があります。
ですので、L側だけを接続し、出力もLを①と②の2本出しにして
プリアンプのLRに接続するようにしてあるとの事です。

入力切換でステレオとモノを使う場合はプリも2つの入力使うという事ですね。
ちょっと文章だとややこしいですね。
こちらの試聴室のようにフォノとプリの間が最低4m以上のケーブルを
必要とするような設置の場合だと普段XLRを主に使う6Fとしては
高品位のRCAケーブル4m以上を2本用意するのは簡単ではありませんが
同じラックにフォノとプリがある場合だと差ほど苦ではないでしょう。

今までいくつかAir Tightのフォノを聴いたことがありますが、
6Fのハイエンドの中に入ってくると、違和感があるくらい濃い音作りの
製品がシステムの中に飛び込んだような印象がありました。
古いLP中心だとごまかせる部分もあったかもしれませんが、
様々なソフトを考慮すれば、もう少し上級グレードが欲しかったというのが本音でした。

今現在、ATM-3211というパワーアンプがあります。
それに組み合わせる新しいプリとフォノの登場を期待をしているので、
今回はフォノだけですが、満を持して販売される予定となりました。

ATE-3011_b
間に入るプリアンプは海外メーカーですが、フォノとパワーを
合わせて聴くとATM-3211というフラグシップに合わせた
Air TIghtから現代に出すハイエンドサウンドを感じます。

音の速さ、力強さ、密度は所謂、真空管らしさを感じさせながら
ハイエンドたるレンジの広さや懐の深さも持ち合わせています。
スピーカはSonus faberLilium』で色気等の自我の強さが
はっきりしたものに日本の真空管アンプを合わせるなど
違和感を感じる方もいらっしゃると思います。
良さを打ち消しあってしまいそうですね。

ある意味、相殺される部分もあるとは思いますが
そこに独特の世界観があり、音楽を聴かせるモノ同士の協調性が見られます。

プリに関してはConstellationCH precisionBurmester
6Fはお馴染みの面々ですが、どのエッセンスが入ってきても
ケンカをする印象はないですね。それぞれの特徴が組み合わさるだけです。

そうこうしながら、プリとパワーはCH precisionL1』『M1.1』にします。
今更ですがターンテーブルとアームはTransrotorで(TOURBILLON FMD
カートリッジはPratanus2.0S』です。

カートリッジとフォノを除いて、全て海外メーカーのハイエンド。
パワーアンプが変わった事によりATE-3011の濃さを感じるようになりました。
濃いという中域から低域にかけての厚みは、近年のLPだと目立ちます。
ただ、このレベルでこの温度感がある音となるともっと高額であれば
パッと思い浮かびますが、そうそう他にある感じではないです。

40年前の録音、50年前の録音だとさほど気にならず、
60年前のモノラル音源は当時の空気まで漂ってくるような感覚になりました。
※モノラル音源は別のアーム、カートリッジで聴いています。

古いものですとイコライザーカーブの不確かなものも多くありますが、
自分が良いと思うものに合わせれば良いと思いました。
そうしているとついつい夢中になり時間を忘れて聴きこんでしまいました。

まだ発売前ですので若干の変更も0とは言えませんが、今の所はほぼ完成品との事です。
今後、もしかしたらどこかで出会う事もありましょう。
公式発表前にブログへの記載をお許しいただき、感謝しております。
7日頃まではありますので、興味のある方はお問合せ下さい。
予価は¥1,480,000_(税別)となっております。

ATE-3011_c

5555 / H.A.L.Ⅱ / A.武田でした。
takeda@dynamicaudio.co.jp

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