RACK テスト

どうもこんにちは。もうそろそろ夏日とはお別れでしょうか。

昨日紹介したYG Acousticsのラックの続きです。
YG_RACK4
骨格はアルミの削り出しです。また機械を置くのは同じくアルミの削り出しで
作られたボード。その骨格とボードの間に設置するのが上の写真にある
アイソレーターです。

素材のデータはありませんが、少し力をいれれば続き潰れるくらいの
柔らかさです。これによって機械の振動を吸収、周りの振動から
切り離す。アイソレーターという名前そのままの効果を予想できます。

YG_RACK1
こちらが骨格の天板側です。いかにもYG Acousticsらしい作り込みです。
すでにアイソレーターを設置しておりますが、厳密には機械の重さに
応じて指定の個数を設置します。3個ですと5.1kg~9.6kgの指定です。

YG_RACK5
その後にボードを載せるわけですが、前後左右が骨格に干渉しないように
設置します。置いてから手で少し揺らしてみて当たらないかで判断するしか
ないのが少しめんどくさい部分でした。

ラックシステムとして51kgですので、ボードの重さはそんなに感じない程度。
鳴きがあるようには感じませんでした。重ければ良いとは言いませんし
軽くてもしっかりしている部分にYGのプライドを感じます。

YG_RACK6
まずはBurmesterのCDプレーヤ『069』で試してみました。
モーツァルトのピアノコンチェルト9番ピアノと小編成で聴いてみます。
finite elementeから本体を載せただけで、精度の高さを感じる
細かな部分が拾える音になるので、やっぱすごいな!と思えます。

残念ながらBurmesterのこのシリーズはボードがセットになった音作り。
わざわざ載せ替えるのはめんどくさいので、気軽にできる電源部で
アイソレータの数をテストしてみました。
電源部の重さは9kgですので、アイソレータの指定数は3個。
2段目は3個にして3段目は8個(25.5kg~29.5kgの指定)にして
入れ替えて聴いてみました。

まず2段目の適正設置ですと、ピアノは雑味のない余韻と軽快なタッチも
深みを失わない絶妙なバランスで美しく表現されます。
弦楽器達もヒステリックにならないが立ち上がりの速さや瞬間的な和音の
厚みと減衰も忠実に出てくる印象があります。あくまでBurmesterの表現の
中でという注釈も必要ですが、これだけの価格帯の製品らしい
奥ゆかしさを感じる事ができる良いラックと思います。

続いて電源部を3段目に移します。過剰なアイソレーター数。
先程までとは違い、演奏者を無響音室に近い部屋へぶち込んだような
響きを吸収されたような音になりました。

ここで適正外とか過剰と書いたのでマイナスにしか感じませんが
フュージョン等、切れ味を求める場合だと少し過剰にしたほうが
締まりのある音なので好きな方もいるだろうと思えます。

この変化がパワーアンプ、プリアンプと全く違う環境に置いて
しかもCDプレーヤの電源部だけでここまで音が変わるのはおもしろい。
この締まりあるベースがパッシブラジエーターを搭載した
Sonus faberLilium』から出ているのも一興。

悩みの種になりますが、突き詰めていって決まった時の喜びは良いですね。
週明けから別のCDプレーヤで試してみようと思います。

5555 / H.A.L.Ⅱ / A.武田でした。
takeda@dynamicaudio.co.jp

yg

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