Boulder508

どうもこんにちは。台風に続いて大きな地震がおきてしまいました。
今日になって電力の復旧がはじまり、ようやく復旧への一歩になったようです。
改めて水、食料、バッテリー等を見直さないといけないですね。

ここにオーディオを絡めるのはふざけているように感じるかもしれませんが、
最近STROMTANKの『S2500』がよく売れていて、これはもちろん単純な電源ではなく
オーディオクオリティを追及したものなのでいざという時の電力用としては割高ですが、
購入していただいたお客様には非常時に使える可能性もあると仰っていだいております。

余震の可能性もまだありますので、震源地の近くにお住まいの方は
引き続き注意をしてください。

さて、来週末には引き上げの新製品。(12日引き上げになりました。)
Boulder_508
Boulder508
超単純な回路のフォノイコライザーです。
ロードインピーダンスはMC(100Ω)、MM(47kΩ)。
入力は1系統ですのでインプットの所にあるスイッチで切換ます。
幅は29.2、高さは足込5.86、奥行は23.3 cmの小型サイズ。
しかし重量は5.2kgとずっしり重く感じます。

メーカー希望小売価格は¥756,000(税込)設定。
1入力の1出力、ともにXLRのみでフロントパネルには電源スイッチと
ミュートしかないと思うと設定価格は高く感じます。
いくつかあるBoulder製品の中からすれば断トツで安い製品ではありますが、
聴いてみれば単純な廉価版とは言えない製品でした。

奥の試聴室で聴いたので、プレーヤからカートリッジ、アンプもスピーカも
ケーブルまでド級の製品達の中にポツンと少し大きめの弁当箱サイズの
フォノイコライザーが入るというのは一般的にはなかなか厳しいもので
それがまた580万円とかいう価格のフォノイコライザーから繋ぎ替えるなんて
もってのほかと言いますか、真面目に製品の評価をする状態ではないです。
Boulder_and_Constellation
サイズ比較のためにConstellationAudioPERSEUS』に登場していただきました。
PERSEUSは素晴らしい製品です。以降の508の感想はPERSEUSとの比較ではありませんので
ご了承ください。

少し逸れましたが、戻します。
ここまで大きな価格差があると、580万円のフォノを聴いたのが1日前の事で
あったとしても、音が痩せたー!とがっくりしてしまうものですが
508は、あれ?良いじゃん!なんで?本当に?!と自分の耳がおかしくなったのかと
混乱するくらいしっかりした音を出してくれました。
低音もしっかりしているし、ロードインピーダンスもそんなに高い数値ではないので
高域もあたりの優しい滑らかで心地よい鳴り方をしています。

粗を探せば無いとは言えないですが、こうも価格が合わない製品達の場所に
乗り込んでも浮くことなく、音楽を楽しむことができるのは素晴らしい事だと思います。
Boulder_508.2
上の写真から前後が非対称のデザインになっているのがわかるでしょうか。

フォノイコライザーの回路としては旧製品なので名前を出しますが、
1008よりも質の高い回路になっているとのこと。
ではどうやって価格を落とすかというと、イコライザーカーブの選択はなく
サブソニックフィルターはONの状態で固定。
先に記載した通り、入力の切り替えと電源ON/OFF、そしてミュート機能のみと
徹底的に単純回路化した結果によりこの価格を実現させたそうです。

古いLPコレクションの良さを引き出すにはイコライザーカーブは
とても魅力的ではありますが、比較的新しいものを中心に聴く、或いは
そんな事気にしない!という方にはシンプルイズベスト!という
たいへん魅力的な製品ではないでしょうか。

短い期間ではありますが、Boulderの瑞々しい音を体験できる製品となっています。
小型で設置もしやすいので、もう1つのフォノイコライザーとして
追加してみるのはいかがでしょうか?

5555 / H.A.L.Ⅱ / A.武田でした。
takeda@dynamicaudio.co.jp

boulder

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